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FriendsterがSNS特許取得、その影響は?

Friendsterはこの特許がほかのSNSにも影響すると考えているようだが、まだこの特許をどう行使するかは明らかにしていない

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 ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を運営する米Friendsterは7月7日、SNSに関する米国特許を取得したと発表した。

 同社が取得した米国特許7,069,308号は「ソーシャルネットワーク内でのユーザーの関係に基づいたオンラインコンピュータシステムで、ユーザーを接続するシステム、手法、装置」と題されている。

 同社によると、この特許はソーシャルネットワーク内の関係に基づいて計算し、表示し、動作する独自システムをカバーする。

 同社は発表文で「この発明が、広く使われている複数のオンラインSNSの登場につながった」と述べ、この特許はほかのSNSにも影響すると示唆している。

 ITニュースサイトRed Herringの報道によると、同社のケント・リンドストローム社長は、競合他社とのライセンス契約や訴訟を追求するかどうかを明かすのはまだ時期尚早だとしながらも、「当社の知的財産を守るためにできることはやる」と話したという。

 この特許はFriendster創設者のジョナサン・アダムス氏が発明したもので、2003年6月に出願された。

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