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アジア新興市場でWiMAXに弾み
In-Statの報告書によると、アジア太平洋地域でWiMAX業界は加速しつつあり、インド、タイ、フィリピンといった途上国で関心が高まっている。
アジア太平洋地域でWiMAX業界は加速しつつあるが、技術面、事業面でまだ不確実性も残るとする報告書を、ハイテク市場調査会社のIn-Statが7月24日に発表した。
WiMAX CPE(ユーザー宅内機器)とWiMAX基地局、WiMAX商用サービスを合わせたアジア太平洋地域の市場(非無線アクセス部分を除く)規模は2006年に1億640万ドル相当となり、2011年には43億ドル規模に成長する見通し。
試験的なネットワークは少なくともアジア太平洋地域の13カ国で導入の途上にある。インド、タイ、フィリピン、インドネシアといった開発途上国では、WiMAXの導入による通信サービスの拡大に、サービスプロバイダーが大きな関心を示しているという。
チップセットメーカー、CPEメーカー、システムソリューション提供企業といったベンダーは最新の技術スペックを採用して実際の環境に自社製品のパフォーマンスを最適化させるため、迅速な行動に出る必要があるとIn-Statは指摘している。
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