米連邦通信委員会(FCC)が7月26日発表した統計によると、米国の高速接続回線数は2005年の1年間で33%増加した。
2005年12月31日現在、上りか下りの少なくとも一方で200Kbps超の速度を提供する高速接続回線数は5020万となり、同年下半期の6カ月間で18%、年間では33%の伸びを示した。
5020万回線中、4290万回線は家庭向けとなっている。種類別の内訳はCATVモデムを使ったサービスが57.5%、ADSLが40.5%、SDSLが0.3%、光ファイバー接続が0.5%、その他(衛星、電灯線など)1.2%。
ADSLは年間で570万回線増えて、CATVの増加数の420万回線を上回った。ADSLの伸びがCATVを上回ったのはFCCで統計を取り始めて以来初めて。
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2004年の米ブロードバンド統計によれば、高速接続サービスの回線数は同年中に34%増加した。内訳ではADSL回線が45%増え、CATV接続の30%増を上回った。
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