ニュース
通信機器大手、次世代アーキテクチャ規格で協力
Verizon WirelessとCiscoなど通信大手5社が作業部会を設置し、IMSの強化規格となる「A-IMS」アーキテクチャを策定した。
米Verizon Wirelessは7月27日、通信機器大手5社と共同で、無線移動体通信ネットワークのための次世代ネットワークアーキテクチャ規格を策定したと発表した。
規格策定の作業部会には、Cisco Systems、Lucent Technologies、Motorola、Nortel Networks、QUALCOMMの通信機器大手5社が参加。ほぼ1年がかりでIMS(IP Multi-media Subsystem)規格の強化に取り組み、「A-IMS」(Advances to IMS)アーキテクチャを開発した。
発表によればA-IMSアーキテクチャは、現行のネットワークへの次世代サービス実装と、将来ネットワークにSIP/非SIPベースの両サービスを効率的に導入するための基盤となる。
作業部会で作成した概念文書とアーキテクチャ文書は業界に提供し、近い将来、標準化に向けた協力を行っていく方針。
関連記事
- 業界団体が3G携帯の普及促進プログラム
携帯電話事業者の業界団体GSM Association(GSMA)は、3G携帯の普及促進を目的とした「3G for all」プログラムを実施する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.