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USEN、フュージョン買収報道に「決定した事実はない」
USENが、子会社を通じてフュージョン・コミュニケーションズの買収を検討しているという一部報道に対して「決定した事実はない」とコメントした。
USENは、同社が子会社のメディアを通じてフュージョン・コミュニケーションズの買収を検討しているという一部報道に対して8月2日、「決定した事実はない」とコメントを発表した。
朝日新聞が2日付けで、USENがフュージョンを買収する方針を固めたと報じた。USENは「フュージョンとの提携をはじめ、さまざまな可能性を検討しているが、現時点で具体的に決定した事実はない」とコメントしている。
フュージョンは東京電力(東電)グループのパワードコム子会社だったが、今年1月のKDDIとパワードコム合併に伴い、東電傘下に入った。東電はフュージョンの売却先を探しており、イー・アクセスと売却交渉を行っていたが合意に至らず、7月にはソフトバンクが買収に動いていると報じられた。
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