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日本版YouTube目指す「えびテレビ」公開
ユーザーが投稿した動画をFlash形式に変換し、事前チェックなしで掲載するYouTube型のサービス「EbiTV!」β版をえびテレビが公開した。
えびテレビ(東京都新宿区)は8月22日、動画共有サイト「EbiTV!」β版を公開した。ユーザーが投稿した動画をFlash形式に変換し、事前チェックなしで掲載するYouTube型のサービスだが、著作権侵害など問題があるコンテンツをユーザーから申告してもらう仕組みを備えた。
アップロードできる画像の容量は最大100Mバイト。MPEG-4など主要なファイル形式に対応した。再生時は、一時停止や音量の調整、映像の拡大・縮小が可能だ。
各コンテンツに「通報する」ボタンを付けた。著作権侵害など問題のあるコンテンツをユーザーに通報してもらい、すぐに削除できる体制を築く。
当初はPCからの利用のみだが、10月には携帯電話から投稿や閲覧ができるようにする。
バナー広告やテキスト広告を販売し、収益を上げる計画。タイアップ広告の展開も検討する。将来は、クライアントが出したテーマに沿ってユーザーにCMを作ってもらうCMコンテコンテンストも行いたいとしている。
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