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Apple、iPod特許に次いで、iTunes特許でも和解
音楽ハードウェアについてはCreativeと、音楽ソフトウェアiTunesに関しては米国企業と和解に至った。
米バーモント州の地方紙Burlington Free Pressの報道によると、Apple Computerは特許侵害訴訟で同州の会社と和解した。
Apple Computerは、iTunesのアプリケーションが、自社の所有する特許を侵害したとして、Contois Music & Technologyから2005年6月に提訴されていた。Contoisによると、同社はiTunes Music Storeが立ち上がるより2年前の1999年に、音楽再生ソフトウェアの案を含む特許を取得していると、Burlington Free Pressは伝えている。
AppleはiPodのユーザーインタフェース特許に関するCreativeとの係争についても、一時金支払いによる和解で解決している。
同社のオーナーであるデビッド・コントイス氏は、自分のアイデアを、1995年と1996年のトレードショーで披露しており、Appleの当時の、またはその後入社した社員がそれを見て、アイデアを盗用したと主張している。
両社は15時間の話し合いの末、8月17日に合意に至った。
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