米Apple Computerは9月25日、プロ写真家向けのRAW画像処理・管理ソフト「Aperture 1.5」をリリースした。英語版、フランス語版、ドイツ語版、日本語版があり、Aperture 1.0のユーザーは無料アップグレードを受けられる。価格は299ドルで、1.0の発売時価格499ドルから大幅値下げとなった。
Aperture 1.5ではライブラリを一新。新たなオープンライブラリシステムでは、画像ファイルを従来のようにライブラリ内だけでなく、外付けハードディスクドライブやCD、DVDなどに保存できるようになった。またオフラインの状態でも、各画像を高解像度でプレビューし、画像の見直しや評価、スライドショー表示が可能。
1.5は、Mac miniからMac ProまでのすべてのMacintoshに対応するようになったほか、デジタル写真・動画の統合アプリケーション「iLife '06」、プロダクティビティソフトウェアスイート「iWork '06」と統合。Webサイトやスライド、DVDなど、様々なメディア作成が簡単に行えるようになった。さらに「iTunes」経由でApertureの写真をiPodにコピーすることもできる。
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