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「保護者参加型」で子供をIMから守るソフトウェア
IMSaferは、会話中の言葉をフィルタリングし、リポートを送付するだけでなく、保護者が「危険」とみなしたIMアカウントに関してフィードバックを残し、フィルタリングに生かすシステムも取り入れている。
インスタントメッセージング(IM)セキュリティの米IMSaferは10月3日、子供やティーンエージャーが安全にIMを利用できるよう管理する無料のソフトウェア「IMSafer」を発表した。
IMSaferは字句解析技術を利用し、会話中に現れる不適切な言葉を管理する。解析やフィルタリングに利用される言葉は、スラングや子供を誘惑する手法の変化を反映し、自動的にアップデートされる。
保護者のアクションがシステムに生かされるのも、IMSaferの特徴。保護者が「危険」とみなしたIMアカウントについてはIMSaferにフィードバックを残し、IMSaferによる監視・警告に生かすという。より多くの保護者がこの機能に参加することで、IMSaferをより強力なシステムにすることができるという。
また、IMSaferがフラグをつけたコンテンツのやり取りが行われた際には、90秒以内に保護者にメールが送信される。メールには会話相手のスクリーンネームやコンテンツのカテゴリーなどの情報が含まれる。
IMSaferは、Webサイトから無料でダウンロードできる。将来的には、複数のIMアカウントの保護は有料になる可能性もあるという。政府関係、図書館、教育機関などに対しては無料でサービスを提供する。
現在のバージョンはWindows XPにのみ対応だが、Macintoshにも対応を予定している。
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