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IBM、ミドルウェアが好調で増収増益
米IBMの決算は、売上高は前年同期比5%増で、純利益も増加した。特にWebSphereやTivoliなどのミドルウェアが売り上げを伸ばしている。
米IBMが10月17日発表した第3四半期(7〜9月期)決算は、売上高は前年同期比5%増の226億ドル、純利益は同47%増の22億ドル(1株当たり1.45ドル)となった。前年同期の純利益に反映されている一時的要素を除外すると、前年同期比9%の増益となる。
事業別の売上高は、グローバルサービス部門が前年同期比3%増の120億ドルで、ハードウェア収入は同9%増の55億8000万ドル、ソフトウェア収入は、同9%増の44億ドルとなった。
ソフトウェアではWebSphere、Information Management、Tivoli、Lotus、Rational製品などのミドルウェアが12%伸びており、特にWebSphereは30%、Tivoliは44%の増収となった。
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IBM決算は売上高が207億ドルで前年同期比10%の減収、継続事業の利益は21%増の17億ドル、1株利益は27%増えて1.08ドル。
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