日本AMDとイージェネラは10月24日、ネット専業のカブドットコム証券が開設した夜間市場「kabu.comPTS」に、イージェネラのOpteronブレードサーバシステムが採用されたと発表した。
採用されたのは、kabu.comPTSと、その基盤となる遠隔バックアップシステム。福岡に設置したメインシステムは11枚のブレード、東京のバックアップシステムは8枚のブレードで構成し、それぞれ2ソケットか4ソケットのデュアルコアOpteronを搭載している。ブレード数を増やすことで取引の増加にも容易に対応可能という。
福岡−東京間の災害バックアップ機能と、福岡のシステムの遠隔運用機能は、イージェネラの仮想化技術を利用した。福岡のメインシステムが被災した場合は、東京のバックアップシステムが処理を引き継ぐ仕組みだ。
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