ソフトバンクは11月7日、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の世界最大手「MySpace」の日本版をオープンすると正式発表した。
同日、都内で孫正義社長とNews Corp.のルパート・マードック会長兼CEOが発表した。孫社長は「これからはWeb2.0。新しいインターネットが始まろうとしている。MySpaceは日本で新しいインターネットを広める起爆剤になるのでは」などと話した。
新会社「マイスペース株式会社」を11月中旬に設立する。資本金は約5億9000万円(資本準備金も同額)で、ソフトバンクとNews Corp.グループが折半出資する。社長にはソフトバンク・ヒューマンキャピタル代表取締役の香山誠氏が就任する。
MySpaceは1億2500万人が登録するSNS世界最大手。国内最大手の「mixi」などと異なり、招待不要で登録できるオープン型なのが特徴。
MySpaceは著名ミュージシャンがプロモーションの場として活発に活用していることでも知られている。日本版オープンを記念し、来日するオアシスのノエル・ギャラガーとゲムによるスペシャルライブを登録ユーザー向けに11月15日に開催する予定。
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