ニュース
Virtual Earth 3Dに、非英語環境にはインストールできないバグ
リリース直前に判明したバグに対処するため、英語版Windows以外にはインストールできない。
Microsoftが公開したVirtual Earth 3Dに、非英語圏のシステムにはインストールできない問題があることが判明した。同社がWindows Live Local公式ブログで明らかにした。
同ブログによれば、英語がネイティブ言語となっていないWindowsでVirtual Earth 3Dを動かすことができないとの苦情が寄せられており、ITmedia編集部でも、日本語環境でのインストールを試みたが成功しなかった。
Virtual Earth担当プログラムマネジャーの1人であるジーン・バートバイト氏によれば、社内ではこの問題は認識しており、対応作業を行っているところだという。
同氏の説明によれば、Virtual Earth 3Dで小数点にカンマを使うロケール設定でクラッシュを引き起こしてしまうバグが、リリース予定の数日前に判明。当面の回避策として、英語以外の環境におけるインストールができないよう変更したという。
なお、この問題を回避してインストールする方法がWebで出回っているが、特定の機能にアクセスしたときにハングアップする可能性があると同ブログは指摘。公式アップデートを待つよう勧めている。
関連記事
- MS、Virtual Earthにリアルな3D地図を追加
MicrosoftのVirtual Earthで、全米15都市が3Dでリアルに表示されるようになった。対象都市は今後も拡大予定。また、3D地図内の道路脇や建物の屋上を広告スペースとして提供することも予定している。 - マイクロソフト、「Live Search」に新機能「関連検索」を追加
- Live Search「地図検索」日本版とGoogle Maps検索を比較してみた
マイクロソフトは同社の検索サービス「Live Search」にVirtual Earthを利用した「地図検索」(β版)を追加した。例えば「丸の内」にある「レストラン」を検索し、リストと地図で一覧表示できる。同様の機能を持つ Google Mapsと比較してみよう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.