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QUALCOMM、M2Mソリューション企業を買収
QUALCOMMが、nPhaseを買収した。両社とも、機械同士をネットワーク接続し、遠隔監視や管理などを行うM2Mソリューションを提供しているが、両社の事業分野は補完的。
米QUALCOMMは11月16日、M2M(Machine to Machine)ソリューション提供企業のnPhaseを買収したと発表した。買収金額は非公開。
M2Mは、機械同士をネットワーク接続し、遠隔監視、データの自動取得・管理、利用効率の向上に役立てるソリューション。QUALCOMMは、1991年の車両動態管理システム「OmniTRACS」導入以来、車両など「動く」機械を対象としたM2Mの分野で事業を行っているが、一方のnPhaseの事業は、ガスパイプラインや製造ラインのロボット、携帯通信用のタワーなどの「固定」機械が中心。QUALCOMMでは、この買収は同社の事業を補完するものと見ており、M2M事業分野と顧客企業層の拡大を図る。
買収後も、nPhaseの製品やサービスは、nPhaseブランドで提供されることになるという。
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