米Dell Computerは12月4日、省電力を実現するEnergy Smart技術を「PowerEdge 1950」および「同2950」サーバに搭載、新たに「PowerEdge Energy Smart 1950」「同2950」として発売した。新サーバは1ワット当たりの性能を最高25%向上させ、消費電力を最大24%抑えることができるという。価格は1950が2499ドルから、2950が2619ドルから。DellはEnergy Smart技術を搭載した企業向けデスクトップパソコンを、9月に発売している。
新サーバ1台で年間数百ドルのコスト削減が実現できるため、大規模なデータセンターに導入した場合、数百万ドル規模のコスト削減が期待できるという。また従来のサーバであれば3台しか動作できないパワーエンベロープ(電力消費枠)で、新サーバなら4台使用可能だとしている。
PowerEdge Energy Smartサーバは、節電型ファン技術、高効率電源、Intel Dual-Core Xeon省電力プロセッサ、電力効率と通気性を高める独自の部品設計など、省電力を実現する複数の技術を採用している。
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Dellは新サーバのPowerEdge 1950/2900/2950と、ブレードサーバのPowerEdge 1955を発表。Xeon 5100搭載モデルは最大で152%の性能強化をうたっている。
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