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Wikia、無料ホスティングサービス「OpenServing」を公開
OpenServingでは、誰でも自由に、好きなトピックについて情報共有型のブログを作成できるうえ、広告収入も100%得ることができるという。
Wikiを活用したユーザー投稿型情報共有サイトを運営するWikiaは12月11日、無料ホスティングサービス「OpenServing」を公開、サービスの提供を開始した。
OpenServingでは、誰でも自由に、好きなトピックに関して無料で「コラボレーション型」ブログを作成することができる。OpenServingの6つの柱は「無料ソフト、無料回線、無料ストレージ、無料コンピューティング、無料コンテンツ、広告収入100%提供」。ユーザーは無料サービスを受けられるだけでなく、OpenServingで作成したサイトやブログからの広告収入を、全額得ることができるという。
OpenServingで無料提供されるソフトウェアは、Wikiaが先に買収したArmchairGM.comの技術を採用している。
Wikiaは、オンライン百科事典Wikipediaの創始者ジミー・ウェールズ会長らが2004年に開始した。世の中の変化は「6年前(創立時)のWikipediaのコンセプトを超えている」とウェールズ氏。人々が、共同での作業に新たな手法を採用し続ける中、OpenServingはWikiaに続く「次の段階」となるだろう、とコメントしている。
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