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Adobe、過去最高の売上高で増収増益
Adobe Systemsの9〜11月期決算は過去最高の売上高を記録。ブルース・チゼンCEOは、買収したMacromediaの統合が順調だとコメントしている。
米Adobe Systemsが12月14日発表した同社第4四半期(9〜11月期)決算は、売上高は前年同期比34%増の6億8220万ドルで、過去最高を記録。純利益は同16%増の1億8190万ドル(1株当たり30セント)となった。同社は2005年12月にMacromediaを買収したため、前年同期の数字にはMacromedia事業関連の収益は含まれていない。
通年での売上高も過去最高となり、前年度から31%増えて25億7500万ドル。一方純利益は、Macromedia買収費用計上の影響により16%減って、5億440万ドル(1株当たり82セント)となった。ブルース・チゼンCEOは2006年を振り返り「過去最高の売上高を記録するとともに、Macromediaの統合も順調だった」とコメントした。
翌第1四半期(12〜2月期)の業績は、売上高を6億4000万〜6億7000万ドル、1株当たり純利益を17〜20セントと予測している。
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