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初のデスクトップ用記録型HD DVDドライブ、東芝がサンプル出荷
東芝がデスクトップPC用の記録型HD DVDドライブを1月からサンプル出荷する。1層と2層のHD DVD-Rに書き込みが可能だ。
東芝は1月5日、デスクトップPC用(5インチベイ)の記録型HD DVDドライブを初めて商品化し、今月からサンプル出荷を始めると発表した。
新製品「SD-H903A」は1層(15Gバイト)と2層(30Gバイト)のHD DVD-R(追記型)に1倍速で書き込みが可能。再生はHD DVD-Rが1倍速、HD DVD-ROMが2.4倍速。
DVD±R/RWとDVD-RAM、CD-R/RWへの記録にも対応した。HD DVDの記録再生とDVD、CDの記録再生は対物レンズ1つの光学ピックアップで対応。「HD DVDディスク構造が現行DVDと同等という特徴をいかした」としている。
インタフェースはSerial ATA。バッファは8Mバイトを搭載している。サイズは146(幅)×41.5(高さ)×184(奥行き)ミリ、重さ830グラム。
1月8日に開幕する「2007 International CES」(米国ラスベガス)に参考出展する。
HD DVDのPC用ドライブでは、東芝製の再生専用型をバッファローが発売したが(関連記事参照)、記録型は初めて。Blu-ray DiscのPC用記録型ドライブは昨年、松下電器産業やソニーが発売した。
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