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Motorola、増収減益

Motorolaの10〜12月期決算は、過去最高の売上高を記録したものの、低価格帯製品の販売増により利益率が下がり、大幅な減益となった。

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 米Motorolaが1月19日発表した第4四半期(10〜12月期)決算は、売上高は前年同期比17%増の118億ドルで過去最高を記録したものの、携帯端末部門の利益率減少が響き、純利益は6億2400万ドル(1株当たり25セント)で、前年同期の12億ドルから大幅な減益となった。

 携帯端末部門の売上高は、前年同期比19%増の78億ドルだったが、新興市場での販売や、低価格帯の製品の比率が高まっていることから利益率が下がり、営業利益は3億4100万ドルと、前年同期の6億6300万ドルから半減した。

 同四半期中の携帯端末の出荷台数は、前年同期から47%増の6570万台で、過去最高を記録。シェアを第3四半期末から約0.9ポイント伸ばし、業界2位の約23.3%のシェアを確保したとみている。

 通年では、売上高は429億ドルで前年比22%増、純利益は36億6100万ドル(1株当たり1.46ドル)で、前年の45億7800万ドルを下回った。

 第1四半期の業績予想は、売上高を104億〜106億ドルとみている。

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