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YouTubeユーザーの3分の1が「TV視聴時間が減った」――米調査
YouTubeを頻繁に見る人の3分の1は以前よりテレビを見なくなったとしている。また、4分の3はYouTubeに広告が挿入されたら今より見なくなると回答した。
米国の成人オンライン利用者の42%がYouTubeでビデオを視聴しており、14%は頻繁に利用している――米Harris Interactiveの1月29日の調査報告で明らかになった。またYouTubeを頻繁に利用する人の32%は、YouTubeに時間を費やす分、テレビの視聴時間が減ったと回答している。
YouTubeヘビーユーザーの66%は、YouTubeを見るためにほかの活動を犠牲にしているという。ほかのサイトに行く時間が減る(36%)のは当然だが、次に犠牲になっているのはテレビの視聴時間(32%)だった。またメールの送受信、IMやSNSなどのネットでの付き合い(20%)、仕事・宿題(19%)、ビデオゲーム(15%)、DVD視聴(12%)、家族や友人と過ごす時間(12%)が挙げられた。
テレビと広告業界にとって問題なのは、YouTubeの中心ユーザーが、両業界がなかなか獲得できない若い男性層という点だ。18歳から24歳の男性の76%はYouTubeを利用しており、41%は頻繁に利用している。
しかし、YouTubeもここから収入を得るのは難しいようだ。すべてのビデオに広告が挿入された場合、ヘビーユーザーの73%が、YouTubeの利用度が減るだろうと答えているのだ。31%は「かなり減る」、42%は「多少減る」としている。
Harrisは18歳以上の2309人を対象に、昨年12月12日から18日にかけて調査を実施した。
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