セイコーエプソンは、デジタルテレビのデータ放送画面とネットサービス画面を、同社のプリンタ「カラリオ」シリーズでプリントできるUSBプリントサーバ「PA-TCU1」を3月に発売する。オープン価格で、実売予想価格は1万円台後半。
カラリオシリーズ16機種で利用できるプリントサーバで、国内デジタルテレビ向け接続仕様「ネットTV仕様(印刷機能)」に準拠した。当初は、松下電器産業製の薄型テレビ「VIERA」26機種に対応する。
無線LAN(IEEE 802.11b/g)と有線LAN(10/100Base-TX)接続機能を備え、複数台のPCとつないでネットワーク印刷できる。サイズは43(幅)×151(高さ)×160(奥行き)ミリ、重さは約590グラム。
同社は昨年9月、テレビプリント対応プリンタ「PM-T990」を発売。「テレプリパ」というキャッチフレーズの下にテレビプリントを推進する、と表明している。
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地上デジタル放送と連動して配信されるコンテンツをプリントできる「テレビプリント」対応プリンタをエプソンが製品化した。PC、デジカメに次ぐプリンタ第三の成長軸として、デジタルテレビに期待する。
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