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Warner Music、北欧や中東でも携帯向けコンテンツ提供へ
Warner Music Groupが、携帯通信業者2社との提携を発表。北欧や中東、北アフリカでも携帯向けに音楽コンテンツを提供する。
米Warner Music Group(WMG)は2月14日、携帯通信業者のノルウェーTelenor、エジプトOrascom Telecomの2社と、携帯端末向けの音楽コンテンツ提供で提携したと発表した。
Telenorは、欧州やアジアを中心とした13カ国で携帯通信事業を行っており、合計1億500万人の加入者を持つ。一方のOrascom Telecomは、アルジェリア、バングラデシュ、イタリア、パキスタン、エジプトなどで事業を展開。提携によりWMGは、2社のネットワークを通じ、着信音や楽曲ダウンロードなどのコンテンツサービスを、北欧や中東、北アフリカでも展開する。Telenorとの提携では、まず9カ国のネットワークでのサービス提供を行う。
WMGは、既にロシア、中国、南米、中南米、南アフリカなどで同様の提携先を見つけており、今回の2社との提携で、さらにコンテンツ配信地域を拡大することになる。同社はGoogle傘下のYouTubeと提携を結んだ最初の音楽レーベルでもある。
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