カナダのCorelは2月27日、オンラインコラボレーション機能を備えた無料ワープロソフト「WordPerfect Lightning」のβ版をリリースしたと発表した。同社サイトからダウンロードできる。
WordPerfect Lightningは、Navigator、Viewer、Lightning Notes、Connectorの4つのコンポーネントで構成されている。Navigatorはコンテンツを組み立て、構成するための中央リポジトリ。ViewerはMicrosoft Word、Adobe PDF、Corel WordPerfectなどのファイル形式の文書を表示させるツール。Lightning Notesは軽量のワープロ&メモ書きツールで、画像を保存することもできる。
Connectorは、提携先のJoyentが提供するWebベースのコラボレーション型サービス。電子メール、予定表、アドレス帳、ストレージの各機能があり、チームメンバー間で情報を共有できる。WordPerfect Lightningの利用者には、Joyent Connectorアカウント(2ユーザー)と200Mバイトのオンラインストレージが提供される。
WordPerfect Lightningよりもさらに高度な機能を必要とするユーザーは、WordPerfect Lightningから有料のCorel WordPerfect Office X3にワンクリックでアクセスできるとしている。CorelはWordPerfect Lightningを、WorldPerfect Officeやほかのサービスのアップセールにつながるプラットフォームと位置付けている。
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