米Red Hatが3月29日発表した同社第4四半期(12〜2月期)決算は、売上高は1億1110万ドルで、前年同期から41%の増収となった。純利益は、ストックオプション関連経費や、税金関係の会計処理方法変更の影響を受け、25%減の2050万ドル(1株当たり10セント)。これらの特殊要因の影響を排除すると、純利益は3270万ドルとなり、同じ計算方法で調整した前年同期の2440万ドルを上回るという。
12〜2月期のサブスクリプション収入は9590万ドルで、前年同期比44%増。同四半期中に、1万人以上の新規ユーザーを獲得した。
通年では、売上高は前年比44%増の4億60万ドル、純利益は同25%減の5990万ドル(1株当たり29セント)だった。通年でのサブスクリプション収入は3億4120万ドルで、前年比48%の増加。新規に獲得したユーザー数は4万2000人以上に上った。
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Red Hatの9〜11月期は、売上高は前年同期比45%増となったが、純利益はストックオプション関連経費などの影響で減益となった。
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