米政府の独立機関である一般調達局(GSA)は3月29日、政府の一大通信プロジェクトの発注先が、AT&T、Verizon傘下のVerizon Business Services、Qwest Communications傘下のQwest Government Servicesの3社に決定したと発表した。
政府の通信プロジェクト「Networx Universal」は、既存の連邦通信システムを最新技術を駆使したシステムへとアップグレードさせ、世界191カ国、135の連邦機関に、音声、IP、ワイヤレス、衛星通信サービスを提供することを目標としている。
GSAは5月に、もう1つの通信プロジェクト「Networx Enterprise」の発注先を発表する予定で、UniversalとEnterpriseを合わせたプログラム全体での予算は、10年で200億ドルとなる見通し。
Networxは、GSAが連邦機関と共同開発している通信プロジェクトの第3弾で、過去最大規模となる。
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