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米大統領選の情報源、「ネットが最適」25%でテレビを上回る
選挙関連の情報源として、最も人気が高いのはインターネットで、テレビや新聞を上回った。この傾向は、特に20代後半から40代半ばで高くなっている。
2008年の米国大統領選挙の情報源として、インターネットの人気が高い――メディア調査会社の米Burst Mediaは4月9日、こんな調査結果を発表した。
調査は、米国のインターネット利用者のうち、大統領選挙で「必ず投票する」もしくは「おそらく投票する」と回答した2100人以上が対象。報告によると、調査対象の22.2%が、既に候補者のWebサイトを閲覧したと回答。また、23.9%が、候補者や支持団体のWeb広告をクリックしたという。
候補者の見解や選挙全般に関する最もよい情報源としては、インターネットを挙げた人が25.0%で最も多く、テレビ(21.3%)や新聞(17.3%)、ラジオ(6.9%)、雑誌(4.4%)、パンフレットやダイレクトメール(3.3%)などの回答を上回った。インターネットをよい情報源として挙げた人は、男性(28.7%)が女性(21.1%)よりも多かった。また回答者の年代別に見ると、25〜34歳および35〜44歳ではインターネットとの回答がそれぞれ29.7%、31.0%で最も多かったが、18〜24歳ではテレビが、45〜54歳および55歳以上の年齢層では新聞との回答が最も多かった。
また、回答者の50.7%が、候補者のWebサイトに掲載されたビデオクリップを視聴すると回答。ポッドキャストをダウンロードして聞くとの回答も、4分の1に上っている。
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2006年11月の米中間選挙の際、主な情報源としてインターネットを挙げた人が前回の中間選挙から倍増。新聞を挙げる人には民主党支持者が、ラジオを挙げる人には共和党支持者が多かった。
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