米Microsoftは5月9日、オンライン求職サイト米CareerBuilder.comの少数株式を取得したことを明らかにした。CareerBuilderはGannett、Tribune、McClatchyのメディア大手3社が所有する。
また同日、MSNとCareerBuilderは戦略的提携を拡大、米国内において2013年まで、CareerBuilderがMSN Careersに独占的にコンテンツを供給すると発表した。両社は主要海外サイトについても提携範囲を拡張する。
CareerBuilderは月平均150万件以上の求職案内を掲載。求職サイトとして米国では過去5年間で、売り上げ3位から1位へと浮上している。
MSNとCareerBuilderは2004年1月に提携、CareerBuilderがMSN Careersに求職情報検索エンジンの掲載を開始した。この提携が大きく貢献する形で、Career Builderの月間ユニークビジター数は、2003年から2004年にかけて1000万人増えたという。今回の2013年までの独占契約延長に当たり、CareerBuilderは7年間で最高4億4300万ドルをMicrosoftに支払う。ただし金額は実績ベースとなり、MSNからのアクセスがどれだけ結果に結びついたかで決定するという。
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