MS、Windows Home Serverを実演――OEMパートナーも発表
MSはWindows Home Serverの披露に合わせ、OEM提携先を発表。また同サーバ向けアプリケーションを提供するベンダーなどを明らかにした。
Microsoftのビル・ゲイツ会長は、Microsoft Windows Hardware Engineering Conference(WinHEC) 2007の基調講演でWindows Home Serverの実演を行った。またGateway、LaCie、Medion InternationalとOEM提携を締結、3社が同サーバソフト搭載製品を年内に出荷開始すると発表した。
さらに、システムビルダー向けのWindows Home Serverのリリースと、Windows Home Server向けアプリケーションをソフトウェアベンダー8社が提供すること、同サーバのハードおよびソフト向けアドインソリューション開発促進のため、開発者向けコンテスト「Code2Fame Challenge」を実施することを明らかにした。
Windows Home Server搭載製品としては、HPが年内に「HP MediaSmart Server」の出荷開始を予定している。基調講演で発表したGateway、LaCie、Medionもそれぞれ搭載製品の出荷を予定しており、MedionはWinHEC開催中にコードネーム「Medion Home Server」の実演を行う計画だ。
Windows Home Serverをサポートするソフトを提供すると発表したのは、Diskeeper、Embedded Automation、F-Secure、Iron Mountain、Lagotek、PacketVideo、Riptopia、SageTVの8社。
コンテストのCode2Fame Challengeでは、Windows ServerとWindows Home Serverソフトウェア開発キットを利用して、Windows Home Serverのユーザー体験を向上させるアプリケーションの開発を競う。ソフトとハードそれぞれの分野で1位から3位までに賞金が与えられる。賞金額はそれぞれ1万、5000、1000ドル。年内に入賞者を発表する。
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