ニュース
MS、Live Search Mapsでニューヨークを3D表示に
ニューヨークのリアルな立体画像を表示するだけでなく、リアルタイムの交通情報やナビゲーション情報も提供するという。
米Microsoftは5月28日、Live Search Mapsで、ニューヨークを含む複数都市のリアルな3D画像を提供すると発表した。
同社は上空斜め45度から撮影した航空写真を利用した画像は既に提供しており、一部の建物はテクスチャ付きの3Dモデルで表示することも可能だが、今回は、マンハッタンの主要な建物を3D化し、さまざまな方向から見ることが可能になっている。
ニューヨークの立体地図画像では、タイムズスクウェアやセントラルパーク、ロックフェラープラザなどの観光名所の名称や、企業や店舗などの住所および電話番号を表示する。またリアルタイムの交通情報、ナビゲーション情報も提供する予定だ。さらにユーザーが自分で情報を加えて地図をカスタマイズし、ほかのユーザーと共有できる機能も持たせるという。
Microsoftはニューヨークのほか、テキサス州オースティン、フロリダ州ケープコーラル、フロリダ州タンパ、オハイオ州シンシナティ、インディアナ州インディアナポリス(Indianapolis Motor Speedwayを含む)、ジョージア州サバンナ、英国ノーザンプトン、カナダのオタワの3D地図も作成、公開する。
3D地図の公開は今年夏の終わりごろになる見込みという。
関連記事
- Google Mapsに目的地の風景表示機能とガジェット作成ツール登場
Google Mapsの新機能「Street View」では、地図上で指定した場所の景色を見ることが可能。地図用ガジェット「Mapplets」も提供開始となった。 - MS Live Maps新版立ち上げ、3D機能でFirefoxサポート
新版Windows Live Mapsではレビュー投稿や面積計算、RSSフィードなどの新機能が追加された。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.