米Googleは6月6日、Committee on Institutional Cooperation(CIC)がBook Search Library Projectに加わったと発表した。CICは全米12校の大学が構成するコンソーシアムで、シカゴ大学、イリノイ大学、インディアナ大学、アイオワ大学、ミシガン大学、ミシガン州立大学、ミネソタ大学、ノースウェスタン大学、オハイオ州立大学、ペンシルベニア州立大学、パーデュー大学、ウィスコンシン大学マディソン校が参加している。GoogleはCICと協力、参加大学の図書館から、1000万冊近い蔵書を選択、デジタル化する。
Googleはプロジェクト向けにデジタル化したパブリックドメインの書籍のデジタルコピーをCICに提供する。CICはこれらコピーからデジタルリポジトリを作成、CIC間で共有することができる。
著作権の切れた書籍については、ユーザーはオンライン上で自由に検索、ブラウズ、フルテキストを読むことができる。著作権がある書籍については、書籍のタイトルや著者名などの基本情報と、検索に関連する内容数行、およびその書籍が購入または借りられる場所の情報が表示される。
CICメンバーのうち、ミシガン大学とウィスコンシン大学マディソン校は、既にGoogleのBook Search Library Projectに参加している。
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Googleはオクスフォード大学、ニューヨーク公立図書館、ハーバード大学、スタンフォード大学、ミシガン大学の蔵書をデジタル化する計画を発表した。
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