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CiscoとIBM、通信サービス業界向け製品で提携
1999年以来の提携関係にある両社が、通信サービス向け製品へ提携を拡大。CiscoのプラットフォームとIBMのTivoliソフトを組み合わせた製品を7月に投入する。
米Cisco Systemsと米IBMは6月14日、両社間の提携を拡大し、通信サービス業界向けの製品の提供を共同で行うと発表した。提携に基づき、CiscoのActive Network Abstraction(ANA)プラットフォームと、IBMのTivoliソフトウェアを組み合わせたソリューション「Cisco Assurance Management Solution」を7月に投入する。
Cisco Assurance Management Solutionは、サービス保証と障害管理のためのソリューション。CiscoのANAプラットフォームの仲介機能と、Tivoli Netcool/OMNIbusおよびNetcool/Precision技術を組み合わせることで、ネットワーク障害の監視、切り分け、リアルタイムサービス管理などを可能にする。通信サービス企業のIPベースネットワーク管理を効率化するとともに、導入・メンテナンスのコスト削減にもつながるという。将来的には、Tivoliのほかの技術も組み入れる予定。
CiscoとIBMは、1999年以来の提携関係にあり、コミュニケーションプラットフォームや危機管理サービスの分野などでも提携している。
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