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Oracle決算、ソフト、サービスとも好調で増収増益
Oracleの3〜5月期決算は、売上高は前年同期比20%増、純利益は同23%増。各部門で、ライバル各社からシェアを奪いつつあるとしている。
米Oracleが6月26日発表した同社第4四半期(3〜5月期)決算は、売上高は58億2800万ドルで前年同期比20%増、純利益は同23%増の16億400万ドル(1株当たり31セント)だった。
分野別にみると、ソフトウェア収入は前年同期から19%伸びて47億5300万ドル、サービス収入は同26%増の10億7500万ドルで、いずれも好調。ソフトウェア収入のうち、データベースおよびミドルウェアの新規ライセンス収入は18%増、アプリケーションの新規ライセンス収入は13%増だった。
通年では、売上高は前年比25%増の180億ドル、純利益は同26%増の43億ドル(1株当たり81セント)だった。
チャールズ・フィリップス社長は、同社のアプリケーションの新規ライセンス収入が、過去12カ月間で32%増加している一方、ライバルSAPの伸び率は10%程度に鈍化しているとして、「イノベーションと買収とを組み合わせる当社の戦略は、1970年代のプログラム言語を使ってすべてを自社で構築しようとするSAPの戦略を明らかに打ち負かしている」とコメント。一方ラリー・エリソンCEOは、データベース市場について「当社独自のアーキテクチャが、IBMから市場シェアを奪うことを可能にした」としている。
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