ビデオ・DVDレンタル大手の米Blockbusterは7月2日、ジョン・アンティオコ会長兼CEOの後任に、ジェームズ・W・キーズ氏を任命したと発表した。キーズ氏は、コンビニエンスストアの米7-Eleven(現在は日本のセブン&アイ・ホールディングスの子会社)で、社長兼CEOを務めた人物。
アンティオコ氏は3月に、今年末までに同社から退く意向を発表していた。
キーズ氏は、7-ElevenでCFO(最高財務責任者)やCOO(最高執行責任者)などを務めた後、2000年に社長兼CEOに就任。2005年にセブン&アイ・ホールディングス(当時IYグループ)に売却するまで同社を率いた。著名投資家でBlockbusterの取締役を務めるカール・アイカーン氏は、キーズ氏が複数の事業を行う小売業を率い、新技術の導入による業績向上をもたらした経歴を持つとして、「彼はまさにBlockbusterの次のリーダーとなるにふさわしい人物」と評している。
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