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「Pro」でなくても全画面表示――QuickTimeとiTunesが更新
QuickTimeの有料版と無料版の差別化ポイントの1つだった、全画面表示機能が、無料版でも可能になった。
米AppleはQuickTimeとiTunesの最新版を公開した。それぞれソフトウェア・アップデート経由で更新できる。QuickTime 7.2ではフルスクリーン表示のサポートと、H.264コーデックの更新、iTunes 7.3.1ではiTunesライブラリへのアクセスに関する問題が解決されている。
QuickTimeは無料の通常版以外に、有料のQuickTime Proが提供されており、Apple Storeでライセンスを購入することができる。価格は3400円。QuickTime Proは、通常版ではできない、ムービーの編集、別コーデックへの変換、書き出しが可能となっている。
最新バーションでは無料版でも全画面表示ができるようになった。このほかに重大なセキュリティの問題を解決している。
iTunesはMac OS X、Windows Vista/XP/2000に対応。QuickTimeはMac OS X、Windows Vista/XPをサポートしている。
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