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Motorola、携帯不振で4〜6月期も業績予想を下方修正

Motorolaが、モバイル・デバイス部門の業績不振を理由に、前四半期に続き、第2四半期も業績予想を下方修正。同部門の年間トータルでの黒字化も困難だという。

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 米Motorolaは7月11日、第2四半期(4〜6月期)決算が、同社の事前予想を下回る見通しであることを明らかにした。売上高は86億〜87億ドル程度、最終損益は1株当たり3〜4セントの赤字となる見込み。同社ではこれまで、第2四半期の売上高を前四半期並みの94億ドル程度とみていた。Motorolaの第2四半期決算発表は、7月19日を予定している。

 下方修正の理由についてMotorolaでは、モバイル・デバイス部門のアジアとヨーロッパにおける出荷台数の低迷によるものとしている。第2四半期の携帯端末の出荷台数は、3500万〜3600万台程度にとどまり、同部門の営業損失は第1四半期に比べて拡大する見込み。同社ではこれまで、同部門は通年では黒字化するとみていたが、もはや黒字化は期待できないとしている。ネットワークス&エンタープライズ部門、コネクテッド・ホーム・ソリューション部門は、これまでの予想通りだという。

 同社では、第1四半期も業績予想の下方修正を行っている。

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