米Linden Labが運営する3D仮想空間「Second Life」専用ブラウザに7月13日、日本語β版が登場した。同日リニューアルした日本語サイトでユーザー登録し、OSを選んで言語から「Japanese」を選べば日本語メニューのブラウザを利用できる。対応OSはWindows 2000/XP、Mac OS X、Linux。
日本語版は当初「昨年内に公開予定」としていたが、延び延びになっていた(関連記事参照)。日本語βのテスト版は公開済みだが、日本語が不自然で、ヘルプ画面などは英語のままだった。
すでにアカウントを持っているユーザーは、英語のダウンロードページでブラウザをダウンロードし直し、言語からJapaneseを選べば利用できる。
Second Lifeの登録ユーザー数は、7月13日午後7時50分現在で約800万3000人、60日以内にログインしたユーザー数は約173万2000人、同時オンラインユーザー数は約2万5000人。
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