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Google、引き続き増収増益――利益の伸びは一段落
Googleの4〜6月期決算は、売上高は前年同期比58%増、純利益は同28%増。米国外からの売り上げ比率が伸びている。
米Googleが7月19日発表した第2四半期(4〜6月期)決算は、売上高は38億7000万ドルで前年同期比58%増、純利益は9億2500万ドル(1株当たり2.93ドル)で同28%増だが、1〜3月期の10億ドルを下回った。
トラフィック獲得コスト(TAC)は11億5000万ドルで、広告収入に対する比率は30%だった。
Google直営サイトからの収入は24億9000万ドルで、前年同期比74%増。AdSenseプログラムを通じたパートナーサイトからのネットワーク収入は、同36%増の13億5000万ドルだった。売上高に占める米国外からの収入の比率は増加傾向。4〜6月期は48%で、前年同期の42%、1〜3月期の47%を上回っている。
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