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ロボットのソフトをWindowsで共通化 MSとテムザックが協業

テムザックとMSが協業し、Windowsベースのロボットプラットフォーム採用を呼び掛け。異なる開発機関同士でもソフト部品を流用できるようにし、ロボット開発の効率向上を図っていく。

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 ロボット開発のテムザックとマイクロソフトは9月7日、ロボットのソフトウェア部品を共通化し、再利用と開発効率向上を促す取り組みで協業すると発表した。

 マイクロソフトのロボティクス向けソフト開発プラットフォーム「Robotics Studio」とWindows Embedded、分散システムサービスプロトコル(DSSP)の採用を研究機関やメーカーに呼び掛ける。サービス指向でソフトウェア部品を共通化し、研究機関の共同研究や技術の融合を促進させる狙いだ。

 ロボット研究は国内の大学や企業が取り組んでいるが、それぞれ採用するソフトプラットフォームが異なるため、異なるロボット間の連携やソフト部品の流用が難しいという。Windowsベースでソフトを共通化することで、異なるロボット間での相互運用性を向上させ、技術交流を活発にしたいという。

 テムザックは家庭用留守番ロボットの開発などに取り組んできた。マイクロソフトは同社に対し画像認識や機械学習などのソフト部品を提供。海外の大学研究室に情報提供するなどし、同社の国際展開も支援する。

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