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Linspire、「Linspire 6.0」をリリース
Microsoftとの提携以来初のバージョンアップとなるLinspire 6.0が、49.95ドルで発売された。
Linuxディストリビューターの米Linspireは10月10日、商用デスクトップLinuxの最新版「Linspire 6.0」のリリースを発表した。Ubuntu 7.04をベースとし、Linuxカーネル2.6.20を採用している。
LinspireとMicrosoftは今年6月、LinspireとWindowsにおいて広範囲にわたる互換性を持たせることで提携。Linspire 6.0は提携以来初のバージョンアップであり、MicrosoftのWindows Media、TrueTypeフォントに加え、OpenOffice経由でMicrosoft Wordで作成した文書を開いて編集できるOpen XMLトランスレータを含む。
Linspire 6.0は、オフィススイート「OpenOffice.org 2.20」を含む。「KDE 3.5.6」により、WindowsやMacユーザーにも使いやすいインタフェースを提供。Linspire向けに最適化されたFirefoxやThunderbirdなどのアプリケーション、またNvu、Lsongs、Lphotoなどのオープンソースソフトを用意している。
必要に応じてJava、Flash、Adobe Acrobatなどのプロプライエタリソフトも追加可能。アプリケーションのワンクリックダウンロード技術「CNR」を利用できる。
価格は49.95ドルで、Webサイトからダウンロードできる。
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