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日立「Prius」生産停止 家庭用PCから撤退
日立は「Prius」のブランドで販売していた家庭用PCの生産を停止した。法人向けPCはシンクライアント端末のみ自社開発を続ける。
日立製作所は10月23日、「Prius」のブランドで販売していた家庭用PCの生産を7月末に停止したことを明らかにした。同社家庭用PCの昨年の販売台数は13万6000台。法人向けPCは、シンクライアント端末のみ自社開発を続ける。
Priusの組み立てなどを行っていた豊川工場(愛知県)で、7月末に生産を停止した。同社広報部は「今後は、放送と通信を融合した製品にリソースを回していきたい」とコメントしている。
「FLORA」ブランドで展開してきた法人向けPCは、シンクライアント端末のみ自社での開発を継続。それ以外の開発・生産についてはすでに米Hewlett-Packard(HP)に委託している。
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