エディオンは10月24日、関東エリアに「エディオン」ブランドで新店舗を出店すると発表した。12月上旬に1号店をオープンし、既存のミドリ電化、デオデオも同ブランドに順次切り替える。傘下の石丸電気を含め、関東エリアで5年後に売上高2000億円を目指す。
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関東エリアの展開を担う100%子会社「東京エディオン」を19日付けで設立。第1号店として「エディオン高井戸店」(東京・杉並区)を出店する。スーパー「サミットストア高井戸東店」の2・3階の2フロアにテナントとして入り、売り場面積は合計約2500平方メートル。
千葉・茨城のミドリ電化5店と、群馬・埼玉・神奈川・東京のデオデオ6店は来年以降、東京エディオンに事業譲渡した上で順次「エディオン」に切り替える。また石丸電気の保有株式も東京エディオンに譲渡し、関東エリアの展開に組み込む。
西日本が地盤で家電量販2位のエディオンは今年2月、ビックカメラと経営統合することで合意したが、3月に破談になっていた。
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