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ICANN、ビント・サーフ会長の後継にニュージーランドの弁護士を起用
7年会長を務めたビント・サーフ氏の後継に、ICANN設立当初から同団体にかかわってきたピーター・デンゲート・スラッシュ氏が就任する。
インターネットドメインを管理する非営利団体ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)は11月2日、新会長にピーター・デンゲート・スラッシュ氏を選出したと発表した。
スラッシュ氏はニュージーランド出身の弁護士で、知的財産や競争、インターネット法などの民事訴訟を専門とする。ICANNの設立当初から同団体にかかわり、現在は理事会の各種委員会のメンバー。また、ニュージーランドの国別トップレベルドメイン(ccTLD)「.nz」を管理するInternetNZの代表も務める。
退任するビント・サーフ会長は「ICANNは、設立期から安定期に移行した」とコメント。スラッシュ氏は理事会の役割を理解しており、適任だとしている。
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