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「SBI大学院大学」に認可 社会人対象に08年度開校
専門職大学院「SBI大学院大学」が認可され、2008年度に開校する予定。社会人を対象に、ネットによるeラーニングで経営のプロを養成するという。
SBIホールディングスは11月27日、2年制の専門職大学院「SBI大学院大学」(横浜市)の設置を文部科学省が認可したと発表した。社会人を対象に、経営のプロの養成を図る通信制の大学院として2008年度に開校する。
学校法人「SBI大学」が運営し、SBIホールディングスの北尾吉孝CEO(最高経営責任者)が学長兼理事長を務める。
開講する「経営管理研究科アントレプレナー専攻」の定員は80人で、春秋各2回、40人ずつ募集。一部を除き原則として講義はインターネットで行う。
講義は「徳育」と「実学」に重点を置き、「徳育」では四書五経を中心とした中国古典や日本の近代思想史などを教科書に使い、「実学」では実践的な経営プロフェッショナルの育成を目指すとしている。
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