イオンと三洋電機は11月28日、イオンのプライベートブランド(PB)「トップバリュ」の家電製品を共同開発することで合意したと発表した。生活家電を中心に、来春からジャスコやサティなど全国約500店舗で販売を始める。
トップバリュを国内最大のPBに育てたイオンのマーケティング力と、三洋の技術開発力を融合。30〜40代の主婦をターゲットに、冷蔵庫や洗濯機、炊飯器、電子レンジなど、ドライヤーなど生活家電全般のPB製品を共同で企画・開発する。
イオンはトップバリュの2010年度の販売目標7500億円のうち、家電で5%を売り上げたい考え。経営再建中の三洋は、流通最大手のイオンと組むことで、国内家電事業の維持・拡大を図っていく。
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太陽電池事業に1100億円を投資し、同事業で2011年3月期に、2008年3月期見込みの2倍となる1200億円の売上高を目指す。(ロイター)
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