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AT&T、IP/MPLSバックボーンネットワークを強化
ネットでのマルチメディア利用増に対応するため、AT&TがCiscoのCRS-1を採用し、ネットワークの伝送速度をアップグレードする。
米AT&Tは12月10日、急増するビデオや写真、音楽などのトラフィックに対応するため、次世代IP/Multiprotocol Label Switching(MPLS)バックボーンネットワークを強化すると発表した。
バックボーンネットワーク拡充に当たっては、米Cisco Systemsのハイエンドルータ「Cisco Carrier Routing System」(CRS-1)を採用する。
次世代ネットワークは40Gbpsのデータ伝送速度を実現する。AT&Tは現在までに、40Gbps技術を米国内のIP/MPLSバックボーンネットワークにおいて5万マイル以上に導入。うち1万8000マイルでは最高100Gbpsを実現している。同社は年内に、バックボーンを流れるIPトラフィックの40%以上を次世代ネットワークで処理可能にする計画だ。
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