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年末のオンライン商戦、前年比19%増――米調査
11月から年末にかけての米オンライン消費額は、過去最高の292億ドル。最も消費額が多かったのは「グリーンマンデー」の12月10日だった。
調査会社の米comScoreは1月7日、2007年の年末商戦(11月1日〜12月31日)における米オンライン消費額の調査結果を発表した。期間中のオンライン消費額は前年を19%上回り、過去最高の292億ドルに達した。
最も消費額が多かった日は12月の第2月曜日「グリーンマンデー」(今回は12月10日)で、前年より33%多い8億8100万ドルに上った。以下、12月1日の8億1900万ドル、12月6日の8億300万ドルと続く。期間中、オンライン消費額が急増する日とされる「サイバーマンデー」(今回は11月26日)の消費額は7億3300万ドルで、9位だった。
カテゴリー別にみると、前年に比べ最も消費額の伸び率が高かったのはゲーム関連(ゲーム機、ソフト含む)で、129%増。以下、家具・器具・道具類が67%増、イベントチケットが24%増、家電が23%増と続いた。
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