楽天は1月22日、ECサイト「楽天市場」の販売手法として、発売日前に注文を受け付ける「予約購入」、同じ商品を定期的に配送する「定期購入」、異なる商品を複数回にわたって配送する「頒布会購入」の3つを追加した。これまで店側で個別に対応していたが、システム側で対応し、手軽に利用できるようにした。
予約購入は、発売日前に注文を受け付けることができる仕組み。DVDやゲーム、書籍などでの利用を想定している。
定期購入は、同じ商品をユーザーが指定した間隔で配送する。ミネラルウォーターやサプリメントなどの販売を想定し、最長1年間にわたって利用できる。
頒布会購入は、店が指定する間隔と回数で、毎回異なる商品を配送する。毎月違う花や食材を届ける――といったことが可能になる。配送回数は2〜12回、配送間隔は月に1回、毎週1回、隔週1回から指定できる。
従来の販売方法には「通常購入」「オークション」「共同購入」があったが、楽天市場で水や米、日用品などを日常的に購入するユーザーが増えたため、新販売手法を導入したとしている。
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