シャープが2月1日発表した2007年4〜12月期の連結決算は、営業利益が前年同期比6.0%減の1310億円だった。販管費が膨らんだ。
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売上高は12.1%増の2兆5620億円。AV・通信機器部門は液晶テレビ、携帯電話が伸び、同部門の売上高は24.4%増の1兆2315億円になった。
税制改正による減価償却費が増え、経常利益は5.2%減の1207億円。純利益は2.9%減の729億円だった。
通期の業績見通しは変更せず、売上高は3兆4000億円(前期比8.7%増)、営業利益は1900億円(1.9%増)、経常利益は1750億円(2.6%増)、純利益は1050億円(3.2%増)。
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