タカラトミーは2月4日、インデックス・ホールディングスが実施する25億円の第三者割当増資を全額引き受けると発表した。インデックスグループ傘下の日活、マッドハウス、アトラスなどが持つコンテンツの運用窓口をタカラトミーが担当する。
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第三者割当増資は2月25日払い込み。増資後のタカラトミーの保有比率は6.66%になり、インデックスHDの第2位株主になる。
今月下旬にタカラトミーと、インデックスHD子会社の日活、マッドハウス、アトラス、インデックスと共同で総合版権プロデュース会社「メイン・エンタテインメント」を設立。グループ内の版権運用窓口になるほか、外部版権を取得する際の窓口も担当する。
タカラトミーは、インデックスグループのキャラクターやコンテンツを玩具事業に活用できるようになり、業績向上に大きく寄与するとしている。
インデックスHDはタカラトミーの大株主で、持ち合いで関係を強化。タカラトミー子会社で、インデックスHDも出資する竜の子プロダクションの「ヤッターマン」をインデックスHD子会社の日活が実写化するなど、協業が進んでいる。
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タカラとトミーの合併は、1週間程度の交渉で決まったという。交渉中は「激しい議論の末に全員が退席する」という緊迫したシーンが何度もあったようだ。
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