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「ウイルスバスター」パターンファイルに不具合
「ウイルスバスター」シリーズで、13日午前0時ごろ配布したパターンファイルを適用した際に、ウイルス検索に時間がかかり、検索が止まったかのように見える不具合があった。
トレンドマイクロは2月14日、同社のセキュリティソフト製品「ウイルスバスター」シリーズで、13日午前0時ごろ配布したパターンファイル「4.995.00」を適用した際に、ウイルス検索に時間がかかり、検索が止まったかのように見える不具合があったと明らかにした。
対象は個人向け「ウイルスバスター」、企業向け「ウイルスバスター コーポレートエディション」など、パターンファイル「4.995.00」を適用した全製品。不具合を修正した「4.997.00」を13日午前6時40分ごろ公開しており、アップデートするよう呼び掛けている。
問題があったパターンファイルには、「ダウンローダー型」と呼ばれる未知のマルウェアを、ふるまいから検知する新機能が含まれていたが、この機能に問題があり、演算時間が想定をオーバーするケースがあったという。
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トレンドマイクロが4月23日午前7時30分ころに公開した「ウイルスパターンファイル 2.594.00」に問題があり、適用するとPCの動作が極端に遅くなるトラブルが発生した。
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